【にいがたイナカレッジ】お母さんの知恵袋プロジェクト

 

以前から気になっていた「にいがたイナカレッジ」

今回村上市とのコラボで社会人も参加可能な週末を使ったショートインターンがあるとのことで参加してきました。その名もお母さんの知恵袋プロジェクト」

新潟県村上市神林地区にある道の駅「穂波の里」に出荷するお母さんたちと一緒に農作業などしながら取材し、暮らしの中で培われた知恵袋を取りまとめるもの。途中メンバーで編集会議なども行いながら、最終的には成果物として300~500部ほどの小冊子を編集し、道の駅のお客さんへ発信していくという内容です。

 

第1回目の10月14日は日帰りでしたが、オリエンテーションに道の駅見学、取材・冊子づくり勉強会と直売所責任者からのお話と、盛り沢山の内容でした。

参加者は私を含めて4名。初日は1名欠席でしたが、それぞれ新潟医療福祉大、新潟大、新潟食糧農業大の学生さんでした。私も見た目はいけそうなので(?)、いっそ大学生ということにしようかと思いましたが、過去を語るワークがありなりませんでした。運営側の参加はイナカレッジの金子さんと井上さん。そして村上市役所の職員の方数名でした。

みなさんめちゃくちゃいい人なのでとにかくやりやすかったです!初日から集合場所を間違えて遅刻しましたが、暖かい心で迎え入れて頂きました。

午前中はちょっと深めの自己紹介をした後、今回のインターンの各自の目的やゴールを共有しました。

line_662840320762753124700365938409525.jpg

 

その後、昼食がてら道の駅「穂波の里」を見学しました。

悪天候だったのにも関わらず沢山の車が止まり賑わっていました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

お母さんたちが作った野菜や加工品など多種多様なものが販売されていました。果菜類まだきれいに獲れてます。10月中旬なのにすごくきれい!

PA140018.JPG

 

 

 

取材・冊子づくり勉強会

 

午後からはインタビューやライティングに関する勉強会でした。

新潟でライター・編集者として活躍されている唐澤 頼充さんのお話。めちゃくちゃ話が面白くてためになったのですが、すぐ忘れそうなので、特に心に残った部分をざっと書き出してみます。

PA140025.JPG

 

情報発信の役割

→ 認知、イメージ向上、需要喚起の3点がある。自分が何のためにその情報を発信するのかはっきりさせておくと内容がぶれない。

 

感情トリガー・マップ

→ どんな情報に読者は感情を動かされるのか(その結果行動に移す)を10の感情でマッピングしたもの。どの方向性で読者の感情を揺さぶりたいのか狙いを定める。

content_dpr-cc03_01.jpg

 

・読み手側の関心事を想像する

→ 記事を読んでもらった結果、「誰に」「何を」してもらいたいのかを決め、「読者」をあらかじめできるだけリアルに想像することの大切さ。

 

・アウトプットのイメージをあらかじめ決めたうえで取材する

→ 写真の撮り方なども同様。「こんな構成の記事にしたい」、「こんな写真を撮りたい」とイメージを膨らませておき、ポーズやロケーションについても事前にある程度決めておく。

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

 

・自分自身が取材対象・内容について面白がる

→ 取材する側が面白いと思えれば、「なぜ?」「どうして?」と疑問が浮かぶようになり、自然と深掘りできるようになる。

 

最近なんで取材や編集に興味が向いているのか自分でもよくわからなかったのですが、この「面白がる」が関係しているのかなと感じました。

ここ最近、農業や日常に若干飽きつまらなさを感じていた私(笑)。取材や書くことは、物事を「面白がる」という今の自分に足りない部分を強要させてくれるからこそ、興味が持てているのかなと妙に納得しました。

Ryan McGuireによるPixabayからの画像

 

 

 

道の駅 穂波の里「とれたて野菜市」

 

唐沢さんのお話の後は、道の駅の直売所「とれたて野菜市」責任者川崎さんから、今迄の経緯や直売所の特徴、目指しているものなどについて伺いました。

 

【男子禁制!】女性だけで経営する道の駅神林の「とれたて野菜市」!

今回プロジェクトの対象となるお母さんたちは、道の駅神林の出荷者グループ。130名の出荷者から構成されていますが、実は全員が女性!平成22年に法人化された「とれたて野菜市かみはやし株式会社」は全国でも珍しい女性だけで直売所を経営されているのです!すごい!ここでちょっと川崎さんの言葉からのお話をご紹介。

Ryan McGuireによるPixabayからの画像

 

 


「神林で一番輝いているのは、とれたて市の女性です」

「とれたて野菜市かみはやし」代表の川崎さんはそう断言します。25年前、当時はお母さんたちが通帳を持っていないような時代。野菜なんてみんな育てていて、直売所なんて本当にできるのか、半信半疑ながらも、「MY通帳」をひとつの目標に、10数名でプレハブでの販売をスタート。立ち上げ当初は「○○ないかね?」「次持ってくるよ」というような御用聞き販売。ボランティアで運営されていたそうです。

道の駅の設立にあたって、そこでの直売所運営を依頼されたのは平成13年。責任感の強い女性だからこそ皆不安だったそうです。「どんな店にするか?」悩みに悩んだ末、よそで売っていない面白いものを売り出そうと、「100品目のものを集める」ことに決めました。

それから徐々に人気が出始め、出荷は年々拡大。現在の出荷者は約130名。野菜の販売状況は会員にメールされ、80代のお母さんでもメールを使いこなし、自分のつくった品物の売れ行きを楽しみに待っているという。


 

 

【お母さんは魔女!】引き出しがい抜群のお野菜加工&保存術

さらに、神林のお母さんたちはまるで「魔法使い」のようだと川崎さんはおっしゃってました。野菜の加工の仕方や調理方法、保存術などをたくさん知っているとのこと。

今回のプロジェクトでは、次回1泊2日でお母さんたちと農作業をしながら話をすることになっています。ここでちょっと恥ずかしがりやなお母さんたちからどれだけ知恵袋を引き出せるかがキーになりそうです。

Виктория БородиноваによるPixabayからの画像

 

 

【高齢者は宝物】地域の人と共にふるさとの味と知恵をつないでいきたい

今後のお母さんたちの目標は、神林のふるさとの味や地域の知恵を後世につないでいくことだそうです。道の駅のお客さんの大半は村上市内の方。

その辺りを踏まえ、今回の冊子作成コンセプトは、「村上地域に住んでいる道の駅のお客さんたち」に「お母さんたちの知恵や魅力をもっと知ってもらう」あたりに落ち着きそうです。そしてもうひとつは、インナーブランディング的なものとして、「お母さんたちにいつも当たり前にやっていることを、実は価値あるものだと気づき誇りに思ってもらうこと」なのかなと思います。

andreas NによるPixabayからの画像

 

 

という1日分の備忘録を書くだけでお腹いっぱいになった初イナカレッジでしたが、とっても面白そうです。参加者の大学生や、イナカレッジスタッフさんたちの鋭い感性からも学ぶことが本当に多い!

 

学びや出会いを通して自分がどこに向かっているのかはわかりませんが(笑)、とりあえず今は、「もっといい文章が書けるようになりたい」、「もっときれいに写真を撮りたい」という欲求が多少あるみたいのでしっかり満たしてから次に進みたいです。

 

 

 

 

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中