野菜の苗いい感じになってきたので、準備していた畝に植え付けを行いました。
まず、ポップコーン。もともと連休に植え付けようと思って播種していたので、タイミングばっちりに育っていてくれました。コーンは発芽してからの成長がとにかく早い!どんどん大きくなるので見ていて楽しいです。
今回はいつもと少し違う、丸いポップコーンを育ててみます。株間30㎝程度で穴を掘り、十分に水を入れてから植えていきました。ポップコーン栽培で注意しないといけないのは、他のトウモロコシなどを同時期に植えると、花粉が飛び、混ざってしまうということです。なので、開花時期をずらしたり、遠くの畑に植えたりする必要があるのですが、これがなかなか難しく、昨年は一部固いスイートコーンができてしまいました。今年は十分に待ってからスイートコーンを蒔くつもりです。
次に細ネギを植えました。
もう少し早くハウスから出していても良かったかもしれません。GW後半は暖かかった。
だいたい15㎝位の株間で、木の棒で穴をあけ植えていきました。
細ネギはたくさん作っても、刻んで冷凍しておけば、何にでも使えるのでとても便利な野菜です。
最後にアイスプラント。発芽率はかなり低かったですが、10株くらいはなんとかできました。昨年はセルトレイからすぐ畑に移植しましたがいまいちだったので、今回はポットに鉢上げしてから植えるので、生育は上々でした。
10株程度しかないので、25~30㎝株間くらいで広々と植えました。
今日は夕方から雨なので、絶好の定植のタイミングで植えることができました。
しかし、急に暑くなったGW。失敗もありました。
トンネルをしていた畝の野菜が、熱くなりすぎて焼けてしまいました。
写真はミニチンゲン菜と小松菜。葉先が死んでしまいました。ほうれん草に至ってはほぼ消えました。
せっかく発芽した人参とゴボウもしおれてなくなったものが結構ありました。連休初めにビニールを外すべきでした。軽トラにうつつを抜かして、トンネルは見てなかったなぁ…。豚汁野菜を作りたかったので、痛い失敗ですが、来年の糧にします。
また、暑さではありませんが、ハムシの食害にあった野菜がちらほら。ハムシは小さいので、ネットをしても隙間から潜り込んだり、土の中から出てきてりします。写真は白菜。見事にやられています。
ただ一方で発見がありました。同じアブラナ科でも、128穴のセルトレイから稚苗のうちに直植えしたものは食害にあっているのですが、ポットに鉢上げし、大きく育てたものに食害は見られませんでした。写真は鉢上げてから植えたコールラビです。
仮説として、ヨトウムシやアオムシ等はともかく、ハムシなどの小さい虫は、ある程度の生育した野菜であれば、細胞壁が厚く、食害しにくくなるのではないかと思われます。
少し手間ではありますが、来年はちゃんと鉢上げして大きくしてから植えてみたいです。
他の野菜たちはまあまあ順調です。
じゃがいもは芽が何本か出てきたので、2本程度残して芽かきを行い、土を寄せました。芽を描くことで、できるいもの数は減りますが、大きないもができやすくなります。
里芋の植え付けも連休で行いました。。
春菊は密植気味でいい感じです。密植で細く柔らかい方が、結構食べやすかったりします。
初栽培のオカヒジキもちゃんと芽が出ました。葉っぱの感じ的にあまり虫はつかなそうな気がしますが、どうでしょう。
玉ねぎ、まだ小さいですが、まあ大丈夫でしょう。来週最後の追肥をしようかしまいか…。
アスパラ、2年目の今年は収穫はしませんでした。来年に向けて沢山栄養を貯めてもらいます。この後、支柱を立て、マイカー線で支えていきました。
レタスたち。今のところはヨトウ虫にもやられておらず、順調ですが、これからどうなるか。昨年は結構ヨトウが付きました。
スナップえんどうには花が付き始めました。今月末には収穫できそうです!
たくさんできるはずなので、欲しい方はご連絡下さい!
→ 野菜の物々交換
20代の頃の農作業は、とにかく段取り良く、効率よく、早くこなすことに必死でした。30代になり、今までよりもほんの少し、作業の中で野菜の様子を観察したり、生育を考えたりすることができるようになってきたように思います。
毎作、失敗の数だけ学びがあります。人の野菜と比べるのではなく、昨年の自分の野菜より、少しでもおいしい野菜を作ることに妥協せず向き合っていきたいです。